ポルノグラフィティ16th LIVE CIRCUIT 「UNFADED」
ポルノグラフィティ16th LIVE CIRCUIT 「UNFADED」at 横浜アリーナ 3/9
昼までで仕事が終わり向かう。後に心躍る予定があるとあっという間に感じる。何するにもでも後回しにしない方が捗る。
新横浜でランチを探し、やはり中華が多い気がする。
ランチの後は横浜駅前公園で花が舞う中ひとひらを聴いて過ごす。ああ贅沢な時間。
当日まで分からない座席指定券、センターのセンター。
距離はあるけど、あんな直線上に昭仁さんを見られるなんて良席。お隣はカメラ。
会場内が薄紫。
会場を盛り上げるキューブ教官!はるいてぃん懐かしい。
スタッフさんはゾンビの真似上手いし、仕込みではないのかと疑う。毎回ノリが良くなる。
オペラで始まり仰々しい雰囲気。
なんでだろう?と考え、UNFADED=色褪せないだから、古典音楽と言われるクラシック、オペラをチョイスしたのかなと。
何百年も前から引き継がれているもので、音楽史を学ぶときには必ず通る道。
自分もクラシックをやっていたときを思い返すと、ある程度弾いてきたらパターンが決まっているからマンネリしてくる。
けれど、作曲者の思いや時代背景など曲の理解を深めていくことで新しい発見をしたり、平原綾香さんの「JUPITER」を筆頭に基礎だからこそアレンジがしやすくて面白さに気付いたり、色々楽しめる。
留まっていなくて更新されるから、まさに色褪せない。
「みんなに色褪せていないか決めてほしい」
自分たちで俺らまだまだいけるぜついてこい、と言わない2人。中堅なのに謙虚。
ボーカル、ギター2、ドラム、パーカッション、ベース、マニピュレーターが舞台上にいるシンプルな構成。
nang-changが舞台向かって右手にいるの珍しい。
この曲は観客が手を挙げて指を指しているので、宗教色を強く感じる。
・A New Day
言うなー!
モチベーションが下がったときにこの曲を聴いて自分を奮い立たせていた。
・幸せについて本気出して考えてみた
三曲連続で腕あげているから筋力トレーニング。筋力は裏切らない!
テンポが早くてテンション上がるけど、意外とキーは低めなのよね。錯覚。
昭仁さん「タガが外れたわ。出し惜しみせんよ!」ふぅ!
・東京ランドスケープ
ライブで披露したことあるのかな。
アコーディオンの音色素敵。間奏のアコーディオンソロに憧れて練習中。
・ヴィンテージ
今聞いても古さを感じない。
むしろ今はノリの良さが重要だけど、そうではない感じがしてむしろ新しいものに感じる。
・前夜
オレンジの照明。
ジャンジャンジャンと休む間もなく掻き鳴らすギターが、旅立ち前の時間は変わらないけどはやる気持ちをよく表している。
・ビタースイート
舞台上のライトが上がったり下がったり前を向いたり。
キー下げて歌う。
この歌詞の始まりが小説のようで一気に引き込まれる。
・DON'T CALL ME CRAZY
「からすに羽奪われたまま 泣いている天使にはPISTOLSを」
からす≠天使≠ピストルはなかなか結び付かないから凄い。
・Zombies are standing out
イタリア語のオペラが徐々にゾンビの声になっていく。
ゾンビの映像動きがリアル。
昭仁さんコーナー
小鳥のさえずりが聞こえるとこのコーナー。
「ゾンビからの小鳥だけどみんな大丈夫?水飲まして」
特徴的な効果音が至るところで使われていますね。
・見つめている
昔の曲を掘り返してみると、わしこのとき大丈夫か?病んでたのかっていう曲があったり、
「ビーチサンダルを履いた指にはさまる砂のようにまとわりついて離れない」
っていう社会問題になり始めたストーカーをテーマにした気持ち悪い詞を書いていたり。
「わし自身は爽やかな恋愛をするタイプです(ドヤァ)」
昭仁さん詞曲で人気だそうな。
悲しみに対する表現が昭仁さんの場合は、あれこれ言わず「さよならってことだけ」と目に見える確かなことを書く、だからこそ分かりやすく心に伝わってくる。
晴一さんコーナー
・didgedilli
おお!懐かしい!
インストは他にも数曲あるけど、これが一番好き。
CDは録音した当時の年齢もあって一音一音に力が入ってるけど、十数年経ったからかライブではフレーズごとに聴こえてくるから曲の流れが掴みやすかった。
・カメレオン・レンズ
英語だけスクリーンに出る。ライトの使い方とかお洒落な演出がまるでPerfume。
手振りはないけど身体はノリやすいと思われる。
・海月
クラゲの映像。
電子楽器が使われていて踊れる系の音楽。
・フラワー
年々曲調が難しくなるのは、できる表現が増えているからなのかな。
熱量が半端じゃない。
・オー!リバル
「落ち着いた曲が続いたけど、ここから盛り上がれるかー!」とボルテージ上げ。
久しぶりに聞いたら腕が大忙し。
・ジレンマ
ジレンマがラストじゃないライブは初めて。
途中でもいい、というか無くてもいい、というか。
ジレンマがなくてもポルノのライブとして見せ所は他にもあるってこと。
・パレット
「どんな色をつけて帰るんだい。パレットだよ」すこぶる爽やか。
丸窓に映る色彩豊かな青色がおおらかで開放的な気持ちにさせてくれる。
♪トゥールットゥットゥルットゥ~
最近のライブでは大体演奏してるね。
やるたびに自分の中で意味を少しずつ理解できていくような気がして、年を重ねることも悪くないなと思わせてくれる。
ライブの定番で毎回思うことだけど、目の前の光景が舞台ではなく歴代のタオルになる。
・∠RECEIVER
意志を伝えるように力強く、それでいて柔らかく包み込むような昭仁さんの歌声。
今までランダムで流れてきても生半可な気持ちで聞くものではないとスキップしてきた。
けど、ライブで聴いて歌詞のような場面に遭遇する頻度は決して多くはないけれど、それこそが世の常というか特別なことではないというか、共に生きていくものなんだということに気付かされた。
画面に映る人間の後ろ姿の演出も考えさせられてよかった。
アンコール
・タネウマライダー
「こんな歌詞を書いた人でなしはこいつだ!」
前髪クネ男の真似をして前髪をいじるする晴一さん。
「この曲を書いた当時は大人たちの眉をひそませてやろうと思っていたけど、数年後の俺が眉をひそめている」一笑い。
・ライラ
「アゲハ蝶」はラテンで確固たる地位を築いたポルノ。
この曲はロシア風で、異国の音楽をここまでものにできるなんて。
これからアンコールの定番になるのでしょうか。
早口言いながら手拍子難しい。
ソロコーナーではポルノの曲。
真助さん→不明
tasukuさん→横浜リリー
スティングさん→アポロ
nang-chang→Century Lovers fu-fu言いたいファンの気持ち分かってる。
みなちん→アゲハ蝶
晴一さん→B'z「ultra soul」
「他の公演では色んな人の曲を演奏して熱くさせていたけど、今日は(撮影)入ってるから、そういうの一番怒られるから!」とあれだけ強く言っていた張本人。
ここ数年のライブで一番グッときたのでWOWOW入会。
15周年のときに夢を募集していたときに、「20周年でいいから野外スタジアムで見たい!10周年の東京ドームみたいに!」という要望を送ってから早5年…
野外はしまなみロマポル、20周年は東京ドーム、2つも叶って嬉しい限りです。
東京ドームが本当に楽しみ!「神VS神」タイトルはすごい若手感。