マーライオンとカヤトーストとテー
海外旅行~シンガポール~
去年自分としては大旅行をして満たされていたので、今年は海外へ行く気持ちがそんなになかったのだけど、長年の友人と記念旅行に行って来ました。
ノリと勢いで決まったからチケット取ったのも1か月前というフランクさ。
なぜシンガポールかというと、
・直行便で行けるところ
・4日間の連休で行けるところ
という条件のもと考えたから。
今回はネットで航空券+ホテルセットを購入。
外に出ていかなくても決められちゃう快適さよ。
シンガポール豆知識
・通貨はシンガポールドル
・時差は日本から-1時間
・言語は主にマレー語、英語(多民族国家だから色々)
・9月平均気温33度(常夏)
<1日目>
自宅→羽田空港はリムジンバス。最終便だけど半分くらい埋まっていた。
21時に羽田到着。何を隠そう、初めて深夜便で行くのです。
出発は2時だけど、楽チンなバスで行きたくてこんなに早い時間。
海外だけど羽田から行ける手軽さ、いいね!
星見たくて入ったのに、空腹でパスタを頼む。
プラネタリウムという暗闇の中で食べるから、ソースをこぼさないかとかヒヤヒヤしながら食べて、とてもじゃないけど星を見ている余裕がない。
周りはカップルだらけで星をロマンチックに眺めているのに、こちらはパスタをがっつく。何しに入ったんだか。
その後は展望台で飛行機眺めたり、お店で栄養ドリンク剤買ったりして過ごす。
伊藤園から出てる、粉を自分で入れてシェイクするお茶が目新しい。
あっという間に搭乗時間。
約7時間のフライト。
席にはブランケットとクッションが置いてある。
映画は目が疲れるので、QUEENなどの音楽を聴いて過ごす。
シンガポール航空の制服はアジア系のデザインで、キレイな人が多かった。
軽食のいなり寿司にとびっこが乗ってて面白かった。
機内食配布中にものすごい揺れて一旦中断された。
CAさんの溢さないようにという配慮から、紅茶がコップの底から2cmほどだった。
ホテルまでは電車で移動。
日本でいうPASMOみたいな便利なカードがあってとても助かったし、おかげで電車移動が苦じゃなかった。
そして現地の人が困っている姿に気付いて声をかけてくれて、車内でも次で降りるんだよ等々教えてくれた。
自分で置き換えて考えると、日本で観光外国人に話しかけるなんて、語学力のない自分はすごく勇気のいること。
初日から良い人に出会えた。幸先良い。ありがとう。
ホテルは憧れのマリーナベイサンズ!
懐かしのSMAPがSoftBankのCMをマリーナベイのプールでやっていたことが懐かしいな。
到着するとグレードアップできるとのことでしてもらった。意外と空室なのかな。
日本語デスクがあるの素晴らしい。海外感は薄れるけれども。
1人に1つカードキーを渡されて、部屋とエレベーターとプールに必要とのこと。
お昼ご飯はホテル下のフードコートで食べる。
せっかくだからと現地らしいチキンライスと肉パクチーのせ麺とお粥を分け合う。
うーん、可もなく不可もなく。でももう食べなくて良いかな。
この旅では好きなもの食べて過ごそうと決意した瞬間。
カトンへカラフルなお家を見に行く。
ガイドブック見ながら電車乗って、歩いて、自分で旅してる感覚!自己有能感とはこれか。
ここへ来てマイナスポイントが。
道に迷いながらだから結構な時間街歩きをしていて、マスクをしないと喉が痛くなるほどだった。
道も10m先しか見えないほど霞んでいた。
後に、その日はヘイズという空気汚染物質が高い値を叩き出した日だったらしい。
ショッピングセンターの警備のお兄さんなんて防護マスクしてた。
道に迷ったからガソリンスタンドのお姉さんに聞く。
リスニング能力乏しいけど、意外とジェスチャーとか単語でニュアンス理解。
歩き疲れてタクシーを使う。流しのタクシーは危ないけど、ショッピングセンターに来るタクシーは比較的安全だという、海外旅行たくさんしてる子からの話。
タクシー乗りながら、交通ルールの緩さにハラハラ。
信号は守るけど、車間距離詰めすぎたし抜かし方アクション映画みたい。
そして運転しながら観光名所をメモして乗客に押し付ける(笑)
夜はラッフルズホテルに行って「シンガポールスリング」を飲もうとするも、バーに行列があって諦める。
バーの前に大きいイラストがあって写真だけでも撮れて良かった。
説明しよう。「シンガポールスリング」とは「水曜どうでしょう」~ジャングル・リベンジ~で大泉さんが飲んで真っ赤な顔で陽気になったお酒である。
その後はマーライオンパークでショーを見て、パームビーチでチリクラブを食す。
ショーは音が遠すぎて、ショー以外の光が多すぎて、あまり心に残らず。
蟹は茹でたものしか食べたことないから口にあうかどうか。
パームビーチで頼んだジャスミンティーに砂糖が入ってて驚き!こっちは甘い文化なのね。
青い手袋をして全力で蟹に食らい付く光景がそこら中に広がる。
「千と千尋の神隠し」の豚になったお父さんお母さんみたい。
お昼に好きなもの食べようと決意したはずなのに、懲りもせず現地のものを食べていまいちなテンションのまま。
ホテルまでの帰り道にあるスーパーで明日の朝御飯を購入し終了。
<2日目>
朝御飯は昨日買ったラスクとバナナと、アメニティの紅茶。
全面窓を見ながら食べる贅沢さよ。
どんなに窓にへばりついて外を見ても、左右上下の部屋が全く見えなくて、まるで自分のいる場所だけ宙に浮いているよう。
しかし景色はヘイズが原因で相変わらず靄がかかって見通し悪い。
チャイナタウン→マリーナベイサンズ巡り→部屋からショー見る→プールの流れ。
チャイナタウン
マリーナベイサンズのショップは高級。日本でいう銀座かな。
部屋の電気を消して夕飯食べながら見るショーは、音は聞こえないけど光が昨日よりはっきりくっきりで良かった。
夕飯はスーパーの炙りサーモン寿司&ロール。日本食の安心感足るや。
57階のインフィニティプールへ。
パリピのイメージだったけど、想像よりは落ち着いていた。
プールから見た景色は、なんだか成り上がった気分になった。エセ成り上がり。
プールが周辺と比べると高い建物だから、夜景が全部下に見える。
プールではシンガポールスリングを頼む。念願の…!
甘いけどめちゃくちゃ度数高い。ぐいぐい呑めないしすぐ酔った。
水着でベンチに寝転んでお酒を飲みながらくつろぐなんて、大人になったもんだ。
ナンパ目的の一人で来ている男性もいて面白かった。
部屋に戻りお風呂。シャワールームとバスルームが別だからどうやって入るかとても悩む。
バスタブの前側と右側が鏡だから自分の動きが全部丸写しでなんだか滑稽だった。
ここでもすごく贅沢を感じた。
<3日目>
早起きしてプールへ。インスタ映え。やってないけど。人が少なくていいけど水温が冷たい。
着替えてシンガポールらしい朝食、カヤトーストセット(カヤトースト+温泉卵+テー)をいただきに行く。
テー(日本でいうミルクティ)の濃さと甘さに驚きつつも美味しく感じる。
温泉卵には色は濃いけど味は薄い醤油をかけてカヤトーストと一緒に食べるのが現地流。
今日はセントーサ島のユニバーサル・スタジオ・シンガポールへ。
テーマパークなんて何年ぶりだろうか。
意外と広くなくて半日あれば回りきれる程度。
観光客はアラブ系の人が多かった。
アラブ系の人、行列に並ぶときなぜかものすごい密着度でその姿が可愛らしくて笑ってしまった。
例えるなら、松潤みたいな顔の人が前の人の後頭部と後ろの人の鼻がくっつく距離に10人並んでる光景。好んで満員電車に乗ってる感じ。
もっと分かりやすい例はミニオン。
途中で並ぶのがしんどくなり、高いチケットを追加で買う。お金で時間を買う。大人になったもんだ。(2回目)
エジプトゾーンのジェットコースターが楽しかった!予想外にバックで進む箇所があったから。
ジュラシックパークはカッパ無しでは無理。コーヒーカップみたいなものに乗って川を下っていく。
はしゃぎすぎてしまうと休憩を挟まないとやっていけないお年頃。
夜ご飯は一風堂のラーメン。
日本の3倍もするなんて…旅行だから考える余地もなくOK。
外人の店員さんだけど、ものすごく丁寧な接客。ラーメン屋でよく言う日本魂というやつか。
店内には3人しかいなかった…日本のお店頑張って続いてほしい。
<4日目>
最終日。
朝ゆっくりご飯を食べ、荷造りをして、タクシーで空港へ向かう。
こっちのタクシーの運ちゃんはおしゃべり好きなのかな。モハメドさん。
空港で最後のお買い物。意外と足りないことに気付き慌てて選ぶ。
ラッフルズホテルのクッキーがまさか買えると思わなくて嬉しい。
免税店と聴いて必要のないものまで買いそうになる。STOP衝動買い。
小さいけどシンガポール発のチョコレートがあって、カラフルで日本女性に好まれそう。流行るかな。
14時発、22時着。
機内食でそばが出た!嬉しい。
行きよりもあっという間。
「のどぬ~る濡れマスク」が本当に機内では必需品。あと、ホットアイマスクもあったら尚良。
無事に帰国したのでした。
2年連続で海外行ったから、しばらくは国内で楽しもう。
自然の豊かなところで、鳥の声や風の音の自然音だけが聴こえる場所へ行きたい。いやもはや住んでしまいたい。