しまなみロマンスポルノ'18~Deep Breath~

しまなみロマンスポルノ'18~Deep Breath~9/8

今までどんなに好きなアーティストでも遠征したことなかった。

高校生のときにハマっていた某アイドルなんてCD・DVD・グッズも全部買っていたのに、行くライブと言えば東京だけだった。

けれど、今回初めて広島に行って来ました!

なんでだろうと考えたとき、某アイドルは強火ですぐに燃え尽きてしまったけど、ポルノは弱火でじわじわと中心部に入ってくるからずっと同じテンションで好きでいられるんだなと。

9/8は広島に着いてから9:30にシャトルバス乗車。

バリバリに仕事できそうなお姉さま方がバスに乗る人たちを捌いていく。

バスの中では「しまなみテレビ特別編」が放送される。

はっさくメガネ→かしゆかです

晴一さん→のっちです

昭仁さん→あ~ちゃんです

どこまでもPerfume愛があって素敵です。

そんなこんなで会場到着。

雨が降り続いているのでバスの中でカッパを装備し準備万端。

道案内のスタッフさんが皆グッズの赤いレインコートを来ていて、出で立ちがかっこよかった。

背中には「#雨など降らぬ」、ざあざあ降っていてもそれを着ているかっこよさね。

荷物をクロークに預けたりポルノTに着替えたりしていたら、会場が広いせいかあっという間に時間が経つ。

クロークのスタッフさん同士で「え!◯◯中なの?!」みたいな会話をしていて、地元のボランティアさんもいるのかもしれないと思ったらほっこり。

さて、急いでグッズを買わねば。

グッズ販売は屋根があるところで本当によかった!

約2時間並び欲しいグッズが売り切れ、ライブ前から疲労困憊。

ああ、開場しているけど腹ごしらえをせねば。

フードブースに行ったらどのお店も長蛇の列。

このままでは開演に遅れてしまうため泣く泣く断念。

もう、ライブ会場に行かねば。

会場案内のスタッフさんが途中で全くいなくなり道に迷う。

大勢の人のあとに続いてなんとなく動いているが、とんでもなく進みが遅い。

どうやら入り口が一つしかないようだと知り焦る。

なんとか開演時間前に会場入れたが、まだまだ入れていない人がたくさんいて開演時間が30分ほど遅れていた。

座席についてみるとモニターと舞台の真ん中辺りで見やすい位置。やった。

その間も降り続く雨。

荷物はポリ袋に入れて縛り、レインコートの下に帽子も被り、用意周到。

BGMは広島出身アーティスト。(JUJU、奥田民生etc...)

お客さんいじりは相変わらず。

踊れと言われたら「U.S.A.」やるよね、タイムリー。

その後、西城秀樹さんの「YMCA」を皆で歌い踊ってとの指示。

世代がバラバラでもこんなに皆が知ってて歌い踊れる曲ってすごい。

今はアーティストもたくさんいて、音楽ジャンルも増えて、趣味の幅も広がって、共通で知っているものが少なくなっているから余計にそう感じるのかも。

約30分遅れでスタート。

・キング&クイーン

予想外の一曲目!なんでかすごく泣けてきた。

チープな表現だけど音がキラキラしてた。

・ワン・ウーマン・ショー~甘い幻~

雨に打たれて聞くワン・ウーマン・ショーは何とも言えない気持ち。

・瞬く星の下で

どうやら現在から数曲ずつ遡っていくセットリスト。

晴一さんの歌詞を歌で体現できる昭仁さんすごいなあと。歌詞を読むよりも意味が伝わってくる。

アニマロッサ

個人的に初めてライブで聞いた気がする!

男らしさ溢れる。

モニターが漫画風になっていて、「ドドドドド」とか効果音が大迫力で描かれていた。

・ギフト

フィンランドに憧れるきっかけとなったCD。

ひねくれた考え方をせずに、純粋に勇気付けられる。

Winding Road

久々。ハーモニカ響くねえ。

暦の上では時雨月ではなかったけど、肌寒さがマッチしていて体で感じた。

・ROLL

高校生の頃、黄昏に聴く曲と言えばこれだったな。

愛が呼ぶほうへ

もう何年も前だけど、因島の学生と歌っていたことが印象深く残ってる。

次の日に高校生と歌う予定だったことを考えると…

・Mugen

うわー!リズムがどうしようもなく好きなんです。流石本間さん。

これがテーマソングのときにW杯を見ていたら、サッカー好きになってた可能性、大いにアリ。

・サボテン

開演前に育てていたサボテンのくだらない話をひたすらしていたので、イントロ流れた瞬間思わず笑ってしまった。(全然笑う曲ではない)

・アポロ

デビュー曲。

社会がどんなに発展しても愛は変わらないと歌っている。

・ブレス

アポロからの最新曲。

そのままの自分でいいよ、自分らしさを大切にしようというメッセージ。

アポロからのブレスだから、20年を感じやすい。

・狼

初めて聴いたとき「おりこのはま」とは何語かと思った小学生の自分。

やたら口ずさんでいたけど意味不明だったな。

・Century Lovers

久しくやっていなかったセンラバ!歓喜

股間ダンスを二回もやったと興奮していたお隣さん。

間奏で広島のゆるキャラ紹介。10体くらいいるのね。1体某マヨネーズキャラのような…。

昭仁さん「段取り忘れたー!」

ミュージック・アワー

広島のゆるキャラたちが踊る!

終わった後捌けるスピードのゆるさったら(笑)

・Aokage

・そらいろ

ここでふるさとを思って書いた2曲。

「明日をむかえる不安と戦いながら 夜明けを待ったこともある」

そんなとき心の支えになるのが故郷の友なんだろうなあ。

昭仁さんがライブ前日に折古ノ浜へ行った映像がこの辺りで流れた気がする。

ハネウマライダー

タオルが水しぶきをあげて回る。

・アゲハ蝶

大阪時代を思い出して、客席の真ん中にある積み重ねたビールケースの上で魅せる。

・ジレンマ

アンコールはなし。

ジレンマを最後に持ってきてくれたから、誰もアンコールせず終われたのだろう。マナー良い。

約2時間半のライブ、あっという間でした!

帰りのバスも「しまなみテレビ特別編」が放送。

オススメのお土産について話していて、「生もみじ饅頭」「尾道ラーメン」「汁なし担々麺」「レモン系のお菓子」などなど、たくさん言われていたので、それらを広島駅でしっかり買って帰りました。

ちょうど駅ビルも新開店したばかりでキレイで品揃え豊富でよかった!

次の日には広島観光。

相変わらずの雨の中、原爆ドームを見たり広島風お好み焼き食べたり満喫できた。

地元でやると決めた後、会場や交通などなど、きっとたくさん頭を悩ませたんではないかなと思います。

もちろん運営の課題もありましたが、ライブがない限りびんご公園に行くことは一生なかったし、雨に打たれて手がふやける2時間半も経験できなかったし、行きたいとずっと思っていた広島旅行もいつになるか分からなかったし…。

本当に開催を決めてくれてありがとうという気持ちでいっぱいです。

もう20年経ったから安定・外れなしのことをやるのもいいけれど、今後も今回のようなライブにどんどん挑戦していってほしいです。

それを見ることでまた自分のエネルギーに変えられるから。

お疲れさまでした!