Official髭男dism one-man tour 2019 at 日本武道館 7/8
Official髭男dism one-man tour 2019 at 日本武道館 7/8
他のツアー会場が続々sold outして、追加公演として決まった日本武道館。
NHKホールでこの発表を聞いてからあっという間にもう半年が経ったのか。
お台場のフリーライブでは5000人いて遠い存在になったように感じていた髭男。
開演30分前に着いたら、グッズはほぼ完売。平日だと言うのに人気ぶりが窺える。
赤い看板「武道館」の下にワンマンのポスターが掲げられている様は、感慨深い。
ポルノグラフィティ、フレデリック、有安杏果、sumika、コンフィデンスマン、Mステからお花が来てた。
360度見渡せる会場は初めて。北スタンドは本当にステージの真後ろ。南スタンドは分かりやすく関係者席。
白いスモークがたかれてメンバー歩いて登場。
◎115万キロのフィルム
お客さんから、楽しもう、楽しみに来たっていう雰囲気がひしひしと伝わってきて嬉しかった。
360度で客席同士も顔が見えるから余計に感じたのかも。
照明がカラフルで、多幸感溢れる会場。
◎異端なスター
2曲目でくるとは。
「これも昔から歌ってるよね」とメンバー間でしみじみしていた。
360度ちゃんと全方向に手を差し伸べて届けようとしてくれている。
◎Tell Me Baby
ベース隊とブラス隊でユニゾンパートだけじゃなくて分かれるパートもあってそこが良い。
あまり動かずちょっとダンディな弾き方の楢ちゃん。
◎犬かキャットかで死ぬまで喧嘩しよう!
「ずっとこのままでいようよ」お客さんの声が真ん中に集まってよく聴こえすぎて震えた。感動。
舞台上の外枠に犬とキャットのイラストが流れている。
◎始まりの朝
キー下げて歌っていた。タオル回す曲。
転調したところが耳馴染みのないスケールだったせいか一瞬不安定でハラハラした。
イントロで迫力のあるティンパニは生じゃなかった。
◎ブラザーズ
楢ちゃんサックスきた!
「武道館now!」とかコール&レスポンスやってたけど、キャラクター設定いつもよりあやふやで日本語使ってた(笑)
ホーンセクションとギターとボーカルとパーカッションが動き回る回る。
舞台上の外枠にゴーカートのアニメが流れている。
360度だからお客さんの右手左手上げ下げがバラバラで面白い。
◎コーヒーとシロップ
さとっちゃん「この曲を武道館で歌うなんて思ってもいなかった」
サラリーマン時代に感じた葛藤を書いたこの曲。
Official髭男dismという第二の人生に踏み出したものの、年齢とか違う世界に入ることとか、きっと迷いもあったのかなと思う。
でもアーティストの一つの目標である武道館でコーヒーとシロップを歌えたことで、少しでも報われていたらいいな。
いつもライブでテンポが走るのだけど、今回はドラムとベースが一定のテンポで落ち着いて聞けた。
◎バッドフォーミー
この曲はぬましょうを見てしまう。サビの楽しみ方よ!
◎LADY
キー下げてたかな。
◎55
新アレンジ。こういう気付きにムフフとできるから何回もライブに足を運んでしまう。
♪右手を回せば~でポーズする人増えた!
◎Rolling
♪OH YEAH~ 地球ノリ。
これもキー下げて歌っていた。
Cメロの歌詞が好き。
◎明け方のGet away(未音源曲)
演奏前にサビ前に出てくるフレーズのコール練習。
♪HEY HEY HEY OH OH~
新木場で披露したことがあるそうな。
スカパラ兄さんに影響受けていそうな体が自然と動いちゃう楽しい曲。
ちゃんまついい声で歌うなあ。
大ちゃんがギターを背中にして太鼓叩いていた。かわいい。
舞台両端に移動(東スタンド・西スタンド1階最前は手が届く距離)
◎FIRE GROUND
前奏をだいぶメタルにアレンジ。ふとKISSが頭に浮かんだ。
サポートメンバーが両腕をのばして半円を描くフリあり。
NHKホールで味をしめたのかファイヤー上がる。
間奏はギターヒーロー大輔!晴一さん見ましたか!
◎Pretender
前の曲から少し間をおいてスタート。
大ちゃんのギターフレーズ本当に琴線に触れる綺麗さ。
あのイントロでアラームかけると寝起きがいい。
照明がオレンジの中に青白い光もあって、思い出だけじゃなくて次に進まなきゃという気持ちにさせてくれる。
◎ノーダウト
この辺りでテープ飛んでくる。2階の高さまで到達するなんて。落ちては来ないけど。
デビュー曲は派手に映えないとね。
◎宿命
ラジオやらYouTubeやらで解禁され始めていたけど、武道館行くのだから初めてをそこで聴きたい!と思い我慢していた曲。
いやー、待ってよかった。Aメロ、Bメロ、サビと楽器が増えて、バスドラムがずんずん鳴って、高揚感の増していくところがすごく好き。
そして甲子園の土を踏んでいざ投げるシーンを想像したとき、ラストサビ前の三連符ドラムでハッとさせられる。
髭男の恋愛以外の夢とか悩みとか人生の曲が特に響く。
もし高校生の頃にこの曲が発売してくれていたら野球部を全力で応援していたし、甲子園出られなくてもこの曲を練習していたかったなあ。
アンコール
初めての人が多いからか、手拍子でアンコール。
重大発表まで5、4、3、2、1…
上から落ちてくるはずの垂れ幕が引っかかって落ちてこない。
楢ちゃん「他の話しよっか!埼玉から来た人!(笑)」
大ちゃん「山陰、山陰から来た人!」
カナダ、スイスの方もいて、全国、世界から来てるのね。
サックスのアンディもカナダ出身。
楢ちゃん「知っとる?これ落ちてこないのも作戦だから…コンフィデンスマン(笑)」
楢ちゃん絶好調だな!
◎Amazing
舞台下の髭のオブジェが前に出て来て、中からドラムセットが上がってきた!
前に空からドラム&ちゃんまつが降ってくる演出いいねみたいな話をしていたのを思い出して興奮!
と思ったら、まさかのさとっちゃんのドラムで、二人で叩き始めた!
さとっちゃんの音楽人生の始まりである、音楽の楽しさを感じて今も続ける理由になっている、吹奏楽部でのパーカッションを大きなステージで魅せる。
学生時代の純粋な気持ちを忘れずに今こうして続けているのはすごい。その背景に涙腺が緩む。
さとっちゃんも高校生の頃に聴いていたSOLに出演したり、楽曲製作に高校生の力を借りたり、夢を与えてると思う本当に。
めちゃめちゃスティック指で回してた(笑)
終わった後ちゃんまつとグータッチ。んーエモい。
Cメロの高音コーラスで歓声あがってた。
◎Stand by you
みんなで声を上げるとライブの満足感が変わる。
サポートメンバーが思い思いに音楽を楽しんでいて見てるこっちが楽しくなった。
「大きいステージでやりたいとか、あの音楽番組出たいとか色々あるけど、楽しい音楽をずっと続けていくことが今の僕の夢です」「何十年後も武道館に立ちたい」
そう話すさとっちゃんが印象的。
今まではCDのまま聴きたい、再現してほしいって思ってライブを見ていたけど、髭男はライブに行く度にアレンジが変わってて、個人の楽器レパートリーも増えていて、ライブでしかできない楽しみ方を存分に発揮してくれて、それも良いなと教えてくれた。
一曲一曲頭を深々とさげる姿も心に残ったな。誠実。
武道館を単体で考えていなくて、あくまでもツアーの中の一つという意識が強く見えた。
ファイナルのZeppダイバーシティはどんなライブが見られるのかな。
副音声DVD見るのが楽しみ~!